史上最も翻訳された書籍
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書籍翻訳の歴史は印刷技術が生まれるずっと前に始まっています。実際、英国では1473年にウィリアム・キャクストンによって最初の活版印刷が行われましたが、これは『トロイ史集成(The Recuyell of the Historyes of Troye)』の英語版 (原典は仏語) を発行するためでした。
史上最も翻訳された書籍
歴史上最も多くの言語に翻訳されたのは聖書で、新約聖書は1,329言語に訳されています。聖書全巻で531言語、部分訳などを入れると実に2,883言語に翻訳されています。
宗教関連の書籍やパンフレットではエホバの証人の『Listen to God』と『Live Forever』(583言語に翻訳) が最も翻訳言語の多い出版物の上位に入っています。
宗教関連以外の書籍
宗教以外に目を向けると、最も多くの言語に翻訳されたのはカルロ・コッローディの『ピノッキオの冒険』です。木から作られた愛らしい少年の物語は1883年に出版されて以来260を超える言語に翻訳されています。
一般向けの書籍
これら2つのジャンルを除くと「史上最も多くの言語に翻訳された書籍」のトップ25に入るのは、フランス人作家ジュール・ヴェルヌの『海底二万里』(1870年出版、148言語に翻訳) ただ一つです。謎に包まれたネモ船長とノーチラス号の心が躍る冒険譚に国境はないようです。
まとめ
あなたが好きな翻訳作品は何ですか? 同じ本を異なる言語で読んだことはありますか? コメント欄であなたの感想を聞かせてください。
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