世界で最も翻訳されてるウェブサイト
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世界で最も多くの言語に翻訳されているウェブサイトをご存じですか? Apple? Google? それともWikipedia? いい線いってますがどれも違います。とはいえ特に惜しいわけでもありませんが…。
最も多くの言語に翻訳されたサイト
正解は (信じようが信じまいが) エホバの証人の公式サイトです。現在までに実に731言語 (プラスいくつかの言語では手話も!) に翻訳されています。これはAppleの126言語、Googleの149言語、Wikipediaの290言語を合わせても及びません! しかも、その出版物はさらに多くの言語に翻訳されています。
とても巨大とはいえない宗教団体のサイトがこんなにも多くの言語に翻訳されていることはちょっとした驚きですが、教義と世界観を知ればその理由が分かるでしょう。
翻訳される理由
エホバの証人の教義体系はキリスト教の主流派とは明らかに異なっています。そして、その教義の中心には「すべての信者が『ものみの塔』(エホバの証人発行の出版物) や『新世界訳聖書』(エホバの証人訳の聖書) を読めなければならない」という考えがあります。つまり、エホバの証人の入信希望者が母国語で出版物を読める環境を整えておく必要があるということです。
このように母国語や文化的背景に関係なくすべての人を迎え入れるための手間を惜しまない布教活動は究極のローカライズと言えるかもしれません。もちろん意見や信条の違いはありますが、これほどのスケールで翻訳作業が行われていることは驚くべきことです。
まとめ
エホバの証人のサイトが世界で最も多くの言語に翻訳されているという事実は少し意外だったかもしれません。あなたの予想はどんなサイトでしたか? 出版物に対する強い想いを考慮すれば、この事実に少しは納得いくでしょう。コメント欄であなたの感想を聞かせてください。
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