2017年が終わり、その役目は2018年に引き継がれました。多くの企業がいったん立ち止まって、1年前に立てた予算の答え合わせをしています。2018年に海外マーケットへ進出しようとしている企業にとっては、ローカライズ サービスの利用を検討してください。カルチャーギャップを恐れず、新たなユーザーと良好な関係を作る力になってくれるはずです。
2018年にローカライズのための予算を計画しているなら、グローバル戦略を明確にするために次の5つのことを頭に入れておいてください。
ローカライズとは外国人の目で見ることである
生活環境や文化は国により異なります。誰でも自国の文化的な規範、価値観、そして環境に多大な影響を受けるので、住む国によって物の見え方ガ違うのは当然のことです。専門的なローカライズ サービスを利用することで、自社の提供する情報に国ごとの独自の視点が加わります。翻訳しようとする媒体がウェブサイトだけでも、マーケティング関連のコンテンツすべてでも、想定している利用者の目を通して確認することは不可欠です。ローカライズの専門家によるアドバイスや知識なしでこれを実現することはできません。
ローカライズとは名前を守ることである
ローカライズに特化した翻訳会社を依頼すれば、会社の名前を傷付けないためにできることはすべてしたという安心感が得られます。海外マーケットの新参者にはリスクはつきものです。意図せず人に不快感を与えたり、笑いの種になることがあります。
世界的な企業であるAppleですら過去にローカライズで失敗を犯しています。1980年代に発売されたApple IIのキーボードにはアクセント、ウムラウトなどの文字がなく、これが原因で初期の欧州進出は見事に失敗に終わっています。欧州の消費者は母国語で正しく入力できないデバイスに関心を示すことはありませんでした。
もっと最近では、スターバックスのドイツ進出における失敗が挙げられます。イタリア語の「ラテ」をドイツでも使用したために起きた失敗でした。ドイツ語のスラングで「ラテ」は「男性器」を意味します。これで十分でしょう。
ローカライズから得るものは多い
2018年にローカライズの予算を計画しているなら、海外の利用者にコンテンツを提供できるという本来の目的の他にもさまざまな利益があることを念頭に入れてください。過去に取り上げたように、先を読むビジネスマンは、ローカライズのプロセスを海外の潜在的な利用者について知識を得る機会と捉えています。
ローカライズは文化だけではない
ローカライズのプロセスで文化的な配慮を行うことは重要ですが、それだけでは不十分です。最近の政治的な出来事、消費者の動向、自国のスキャンダルや国内ニュースなど、企業に様々な影響を及ぼしかねないこれらのイベントも考慮する必要があります。
ローカライズは文書だけではない
映像 / 動画翻訳は成長著しい分野です。これは動画の持つ可能性に多くの企業が気づき始めたためで、特にソーシャルメディアの世界ではこれが顕著です。ここでもローカライズがとても重要な役割を果たします。ローカライズの専門家は動画の中の内容を適切な形に代えるようにアドバイスできるだけでなく、衣服や帽子などについても忠告することができます。このようなアドバイスは海外の利用者に不快感を抱かせず、適切な方法で自社を売り込みたい企業にとって極めて重要です。
専門知識を持ったローカライズ サービスを使って2018年にビジネスを成長させるための方法と詳細についてはTomedesチームにお問い合わせください。