インドネシア語はインドネシアの公用語ですが、実はインドネシア固有の言語ではありません。インドネシアにはジャワ語、マドゥラ語、スンダ語といった、およそ170の言語があり現在でも使われています。
インドネシア独立の際に、民族間でコミュニケーションを図る言語として、全国広範囲にわたってマレー系商人が使用している貿易マレー語を使用することが定められました。そのためマレーシア語と非常に近く、マレーシアでのコミュニケーションにも使用できる言語です。
インドネシア語は2,300万人の母国語であり、1億4000万人が第2言語として話すアジアにおける重要な言語の1つであり、アジアにおける事業展開では欠かせない言語です。
インドネシアでインドネシア語は必ずしも第一言語ではなく、殆どの人がバイリンガルで、3〜4言語に熟達しています。 彼らは生まれた地域の言語を最初に喋り、その後学校でインドネシア語を学びます。
インドネシア語には、地理や社会的地位に基づいた数多くの方言があります。
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マレー語と呼ばれる北方の方言で、 マレーシア 、 シンガポール 、ブルネイで話されています。
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南方言語はインドネシアで話されています。また、さらに西部と東部に細分化され、南部は最も多くの言語を持つ地方として知られています。
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西部言語ではスマトラ 、 ボルネオ 、 ジャワ 、 バリ 、ロンボク 、 スンバワ 、そしてスラウェシのほとんどの地域で使用されています 。
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東部言語は スラウェシ島 、 マルク島、 フロレス 、 ティモール 、 西ニューギニアの北部で話されています 。
一般的にインドネシア語は非常に習得しやすい言語だと言われており、独立宣言の一環として1945年に正式にインドネシアの言語になった、まだ歴史の浅い言語です。
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インドネシア語はマラッカ王立裁判所の発展にともなって派生した旧マレー語が起源となっており、そのためマレーシア語との共通点が多く、兄弟言語といわれています。マレー語の表記が26文字のアルファベットであるため、インドネシア語もアルファベットを使用します。
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インドネシア語は全土の書籍、新聞、学校で使用されており、また近年、都市ジャカルタ周辺地域ではインドネシア語が第一言語として定着しつつあります。
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インドネシアがオランダの植民地時代に、ラテン語のアルファベットがインドネシア語を書くために導入され、多くのオランダ語のアルファベットが導入されました。このアルファベットは現在、インドネシア語のejaan lama (旧字体)と呼ばれています 。
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インドネシア語の母音は、表記上は、単母音は6つ「a」、「i」、「u」、「e」、「e」、「o」、二重母音は「ai」、「au」の2つ、これとは別に「e」と表記される母音が2つ存在します。
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インドネシア語は「学習は簡単だが極めることは不可能」 といわれる言語です。文法、表記ともに非常に論理的でシンプルな骨格であるため、比較的簡単に一般会話ができるようになるでしょう。しかし、インドネシア語には単語変化のパターンが20以上もあり、これらを正確に使いこなすのは至難の業です。
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