スペイン語は国連が定める6つの公用語のひとつであり、中国語と英語に次ぐ母語人口の多さを誇る言語です。世界でおよそ4億3,000万人がスペイン語を母語としており、スペイン本国はもちろん、中央アメリカから南アメリカ、また最近では、アメリカ合衆国でもスペイン語を母国語とする人が増え続けています。
特に最近では米国におけるヒスパニック(中南米)系人口の増加にともない、使用人口も年々増加しています。将来的にはアメリカの60%の人口の母語がスペイン語になるという統計もあります。スペイン語への翻訳は中南米市場のみならず、北米市場に参入する鍵となっています。また北米企業ははもちろんのこと、企業規模にかかわらず多くの日系企業も中南米に進出して事業を展開しています。
このような発展により、スペイン語翻訳者の需要は年々増加傾向にあり、スペイン語から日本語、日本語からスペイン語への安定的な翻訳サービスが求められています。
スペイン語がこれほど広い地域で使われているのには、1492年のコロンブスの新大陸発見が関係しています。その翌年1493年にローマ法王が教皇子午線(ポルトガル・スペイン両国の勢力分界線)を設定したため、境界外にあったブラジルを除く南米地域はすべてスペインの植民地となり、スペイン語が定着しました。
スペイン語 (español) は、ローマ帝国で使われていたラテン語の口語体である「俗ラテン語」から派生した、いわゆる「ロマンス諸語」と呼ばれる言語のひとつです。現在のスペインにあたる地域にが統一されたさい、中心的な役割を果たしたカスティーリャ王国の言葉を基準言語として現在のスペイン語が生まれました。
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スペイン語は発音がはっきりとしており、日本語と類似の、i、e、a、o、uからなる5母音体系であるため、日本人にとっては学びやすい欧州言語です。
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しかし文法はラテン語を語源に持つため、英語より複雑です。とくにスペイン語を話すうえで最も大切な要素が「動詞の活用」です。
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英語の動詞には原形・過去形・過去分詞しかありませんが、スペイン語は現在分詞・過去分詞、直説法(現在・点過去・線過去・未来・過去未来)、命令、接続法(現在・過去)など、約80の活用があります。
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そのためスペイン語で意思疎通ができるレベルまでは比較的安易に進めますが、スペイン語を流暢に書く、読むレベルに到達するには、相応の根気と時間が必要です。
ヒューマントランスレーションの重要性
世界にはさまざまな種類の言語があります。どのような種類の翻訳も、単純に原文を別言語に置き換えるだけでは成立しません。原文の意図に忠実であることを大前提に、原文が意図するところを別の言葉で正確に表現するのが真の意味での翻訳です。そのためには言語の知識のみでなく、ターゲット言語が使用されている場所の文化についても十分に理解する必要があります。
機械翻訳は、単語を対象言語の同等の単語に置き換えるだけです。しかし経験豊富な人間翻訳者は、両方の言語の文化的文脈と言語スタイルを念頭に置いて翻訳します。
重要なポイントは、翻訳者は原文および翻訳対象言語の両方でネイティブレベルの語学力が求められるということです。 バイリンガルなら誰でも翻訳ができるというわけではありません。書かれていることを読み取る力、適した訳語や表現を見つける力、それらを調べる力を何年もの経験や学習で習得したプロの翻訳者は、高い翻訳力とビジネスマインドを備え、常時信頼できる翻訳を提供します。
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